2020年3月29日放送「陰陽師」牙亜羅の感想&評価「雰囲気が良かった」ネタバレあり
2020年3月29日放送「陰陽師」キャスト
佐々木蔵之介(安倍晴明役)
市原隼人(源博雅役)
剛力彩芽(如月役)
竹中直人(蘆屋道満)
本田望結(露子姫)
齋藤めぐみ(蜜虫)
橋本じゅん(賀茂保憲)
酒向芳(平貞盛)
笛木優子(桔梗)
金子昇(橘 実之)
秋沢健太朗(平維時)
南出凌嘉(けら男)
九十九一(藤原忠平)
奥田達士(源 経基)
川野太郎(小野好古)
大出俊(賀茂忠行)
菅田俊(平将門)
升毅(祥仙)
寺田農(浄蔵)
国広富之(俵藤太)
あらすじ
二人がその不思議な話に首をひねっていると、そこに晴明の兄弟子にあたる賀茂保憲(橋本じゅん)がやってくる。保憲は、20年前の平将門の乱の際に、手柄をあげた平貞盛(酒向芳)の顔にあるひどい瘡(かさ)は誰かに呪われたもののような気がするので、様子を見てきてほしいと頼みにきたのだ。
貞盛の屋敷を訪れ、医者の祥仙(升毅)と助手の如月(剛力彩芽)から説明を受けた晴明と博雅は、目の当たりにした貞盛の瘡に衝撃を受ける。晴明が額に手を当てると、その瘡の隙間から目玉が現れ…。晴明は博雅に、貞盛は何者かに乗っ取られ始めていると語る。
一方、再び出現した盗賊を撃退したという俵藤太(国広富之)の武勇伝を耳にした晴明は、一連の奇妙なできごとが“ある人物”につながっていることに気づく。
小野好古、平貞盛、俵藤太…みんな平将門に敵対していた者ばかり! とはいえ、将門は20年前の平将門の乱で没している…。雲居寺の浄蔵から、過去に将門の首を2カ月もの間焼き続けた灰を何者かに盗まれたという話を聞いた晴明は、白い被衣の女が探しているのがその灰で、将門を復活させるために必要なものだと確信する。
はたして、白い被衣の女の正体は…? 将門復活の目的とは…? さらに、晴明と白い被衣の女の間をフラフラと行き来し、高みの見物を決め込む陰陽師・蘆屋道満(竹中直人)のねらいとは…?
深まる謎と、哀しき親子愛の行末――
陰謀渦巻く平安の都で、かつてない壮絶な戦いが、始まる――。
「陰陽師」公式ホームページより引用
2020年3月29日放送「陰陽師」見所
過去の安倍晴明が鬼と籠に乗った幼き少女を見る
安倍晴明が兄弟子達と歩いていると何やら怪しい気配を感じます。すぐに師匠に知らせる清明ですが、兄弟子たちは分かっていません。師匠も気配を感じ、降りて術を使います。まもなく鬼と籠に乗った幼き少女が近づいてきて……。


安倍晴明と友人の源博雅との話
安倍晴明と友人の源博雅が酒を酌み交わしていると賀茂保憲がやってきます。そこで平貞盛の顔にひどい瘡(かさ)ができたと聞きます。貞盛に会いに行った清明と博雅が驚くべきものを見てしまいます。


雲居寺の浄蔵の話
平将門が死んだあと、首を持ち帰ったのが浄蔵だと聞きます。その首を燃やそうとしたけど完全に燃やすには2か月かかったとのこと。その灰が何者かに盗まれたと言います。それを聞いた清明は、ある予想をします。


2020年3月29日放送「陰陽師」牙亜羅の評価 (3.4)
この評価は私が独自で評価するもので、個人的な評価で星5段階で表しています。
ストーリー★★★★☆
キャスト★★★★☆
映像★★★☆☆
音楽★★☆☆☆
もう一度観たい度★★★★☆
ストーリー ★4つ
平将門と安倍晴明を交えた話が良くできていると思います。そして実際にある「首の伝説」と絡めて話を作っているところが面白いと思います。実際にある伝説では、討ち取られた首が何か月たっても眼を見開き、夜な夜な「俺の胴はどこだ!」と叫んだそうです。そして関東の方に向かって飛んで行ったという話があります。
蘆屋道満は謎に包まれた平安時代の呪術師で江戸時代までの文献で安倍晴明のライバルとして登場し「正義の晴明」に対して「悪の道満」として出ていることが多いです。今回の道満を演じた竹中直人さんはとても上手に演じていましたね。
キャスト ★4つ
超豪華ではありませんが、佐々木蔵之介さん、市原隼人さん、竹中直人さん、剛力彩芽さんといった有名な役者さんが出ています。平将門役の菅田俊は顔が恐ろしかったですね~。
映像 ★3つ
安倍晴明が術を使う時にCGでバリアーみたいなのが出ますが、それが明らかにCGって感じでした。でも人をすり抜けたり、遠くからの映像から近くを撮ったりなどの手法を使っていたので目で見て楽しむことができました。
音楽 ★2つ
主題歌はWAVE「今夜は月が見えません」です。今時な感じの曲です。陰陽師の雰囲気に合っているかどうかと言えば、合ってはいないように思えますが、良い歌声ですね。
笛の生演奏は少し飽きました。
もう一度観たい度 ★4つ
これは最初の場面はもう一度観ておきたいところですね。鬼たちを引き連れた幼き娘が屋敷に入り、人の体に何かをしていた。最初私は人を食べていたのかと思いましたが、そうではなかったようです。これは作品の最後の方に分かりますが、ある儀式の為に集められていた体だったのです。もう一度観ることにより、キャラの名前も完ぺきに把握でき、あの時の行動の意味を知ることができるというドラマです。
2020年3月29日放送「陰陽師」を観た牙亜羅の感想「雰囲気が良かった」ネタバレあり
陰陽師は私の好きなジャンルでとても楽しみにしていました。作品の中で分からない言葉も多数出てきたと思います。例えば、かさ(瘡)。これは皮膚のできもの、はれもの。または傷の治りぎわにできるかさぶたということですね。
あと作品中にたくさんのキャストが出ていて名前を把握するのが難しいと思います。主要な人物は安倍晴明と源博雅、如月、平将門、俵藤太、蘆屋道満を抑えておきたいところです。
最初の場面で安倍晴明と書かれていた人が佐々木蔵之介さんでなかったので「あれ? どうした?」と思いましたが、これは修業時代の話ですね。鬼の存在に一早く気づいた清明のおかげで弟子達は助かりました。
う~ん、俵藤太の殺陣(たて)が鈍かったな~と感じます。キングダムなどで山崎賢人さんの殺陣を見ていたのでしょうがないですが、ゆったりした動きでした。剣を両手で持って防ぐ時も左手がプラプラしているのに相手の攻撃を防いでいた時があったのが、ほっこりしてしまいました。
話としては伏線を張っておいて後に繋がるというもので、上手く作ったな~と思います。そして世界観が良く雰囲気が良いドラマでした。最初の方に清明が使った式神が、実際に人の姿として見えたり客をもてなしたのは便利でいいなと思いました。
2020年3月29日放送「陰陽師」視聴方法
テレ朝動画で観ることができますが、30メダルが必要なようです。