投稿日:2020年8月24日 更新日:

牙亜羅 弾蔵の『半沢直樹(2020年版)』4話感想&見所 ネタバレあり

前回は半沢達、東京セントラル証券とスパイラル連合と、東京中央銀行と電脳雑技集団連合の戦いが始まり、その輪の中に証券取引等監視委員会統括検査官の黒崎まで出てくるという白熱した展開でした。
そのバトルも今回で一区切りつきそうです。ではどのような結果になるのか観ていきたいと思います。
『半沢直樹(2020年版)』4話 あらすじ
半沢(堺雅人)たちの作戦によって、フォックスの逆買収に成功したスパイラル。だが、このままでは面子がつぶれてしまう東京中央銀行は、三笠副頭取(古田新太)の後押しによって、スパイラル株を買収するために電脳への500億円もの追加融資を強引に進めようとしていた。
卑怯にも、強大な資金力にモノを言わせ強引に決着をつけようとする銀行に、もはや絶体絶命の半沢。そんな中、半沢は電脳の収益に不透明な部分があることに気づく。財務担当の玉置(今井朋彦)に接触を図るが、彼は口封じのために電脳を追われてしまう。玉置はいったいどこに消えたのか?
予断を許さない状況が続く中、渡真利(及川光博)から、まもなく半沢の出向先が正式決定する、という知らせが入る。動揺する森山(賀来賢人)に「人事が怖くてサラリーマンが務まるか」と力強く語る半沢だが、このままでは万事休すとなることは確実だ。これ以上、打つ手はあるのか——。
ついに覚悟を決めた半沢は最後の望みをかけてある人物に会いに行く——。
銀行、電脳、半沢、最後に勝つのは一体誰か!?
すべての真相がまもなく明かされようとしていた。
公式ホームページhttps://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/story/ep4.htmlより引用
『半沢直樹(2020年版)』4話見所
玉置を待っていたはずが電脳平山夫妻が登場
電脳の収益に疑問を感じた直樹が、電脳雑技集団財務担当の玉置を呼び出しましたが現れたのは平山夫妻。
玉置は一身上の都合で退職したと聞き、調べあげた父親の会社を訪問します。そこで半沢が玉置の父親と……。
でもそのお陰で疑惑が確信になり、玉置の父の会社に行けたね。
たぶん父親の町工場の仕事が関連しているんだろうね。職人に敬意を払っているのがよく分かる。
大和田と伊佐山がグル
密かに進められていた大和田と伊佐山の裏談義。三笠に付いたふりをして実は大和田と伊佐山が組んでいました。
大和田のプランでは東京中央銀行で問題視されていた帝国航空の再建プロジェクトリーダーに大和田がなり、成功を納めて再び頭取の座を狙うというものでした。
しかし大和田が頭取から渡された資料にはプロジェクトに大和田の名前がなく、逆に伊佐山の名前がありました。騙されたと知り怒る大和田。その時、伊佐山は……。
普通はここまで怒り狂ったり足から崩れ落ちたりしないだろうね。少し笑えたよ。
僕なんて腹痛くなるくらい笑ったよ。でも大和田は完璧に孤立しちゃったね。
牙亜羅 弾蔵の『半沢直樹(2020年版)』4話感想 ネタバレあり
とても難しかった今回の話でしたが、何とか一段落つきましたね。
東京中央銀行では、行内での攻めぎあいがあり、三笠v.s大和田の図が展開されていましたが、伊佐山の行動により決着。結局伊佐山も自分の昇進が一番で、最初は大和田に付いていた方が得策だったのが、今はただの取締役で三笠に付いた方が昇進が早いと踏んだのでしょう。
結果、それが見誤りで一番最悪な展開になってしまいましたね。
一方、電脳雑技集団の方もスパイラルの買収の理由が判明しました。電脳が買収した会社の経営難が起こした買収劇だったようです。
打って代わって東京セントラル証券では社員一丸となって直樹を支えました。途中の直樹が森山へ伝えた言葉は素晴らしいものがありました。やはり真面目に仕事をし、正義を正義と言える凄さが社員のみんなを引っ張っていくのでしょう。
今回、一番気持ちの良かったシーンが、伊佐山と三笠を成敗したシーンですね。電脳雑技集団への500億円の融資の稟議書を直樹が真っ二つに切り裂き「ゴミだ!」と叫んだシーンも良かったですし、膝から崩れ落ちた伊佐山を掴み「謝れと」罵倒した三笠も面白い。
何しろあのキレ者の大和田が一時的かもしれませんが直樹に付いたところが凄いです。駐車場で戻ってよかったですね。これで直樹だけでなく大和田も安泰になったと言うことです。
伊佐山を退治した後も見せ場でした。直樹が諸田に伊佐山に渡してくれと頼んだ『電脳への融資は危険だ』と言うメモの件で、本人に渡っていなかったことから、三笠への疑いがあがった所。電脳への融資が決まれば、娘の留学費用が電脳から出るという事柄が次々と暴かれたところが気持ち良かったです。
古田新太さん演じる三笠の悔しそうな顔が見れた時は完全KO勝ちを治めた瞬間でした。
伊佐山が大和田に見限っても尚も直樹に対抗していたのは、自分の信頼していた大和田に土下座をさせ、今まで昇進のために付いていった自分のプランを見事に壊してくれたことへの怒りだったのですね。
そして直樹ですが、いつかは東京中央銀行に戻ると思っていましたが、案外早く戻ることになった今回。東京セントラル証券のメンバーの出番が少なくなるのは残念ですが、直樹には更に大きな仕事がやってきました。大和田がやりたがっていた、帝国航空の再建プロジェクトのリーダーです。
電脳に出向になってしまった伊佐山、三笠、諸田の三人。残念!
中野渡頭取は、きっと最初からこのような展開を期待していたのだと思います。「出向しても直樹なら戻ってこれる」。そして「銀行の外から三笠や伊佐山のような膿を取り除いてくれる」と。
前作の最終回で大和田常務を取締役にして置いておいたのも、自分に忠誠を尽くさせ、更に自分の勢力を強めるためだったと思います。
途中の頭取の言葉で「銀行の看板を失っても尚、貢献できる真の実力者」のようなことを言っていましたが、そのことから分かるように、頭取は最初から直樹のことを買っていたのでしょうね。
『半沢直樹(2020年版)』4話を見逃した方 視聴方法
現在『半沢直樹(2020年版)』の見逃し放送はないようです。『TBS FREE』や『パラビ』でダイジェスト版として視聴することができますが全編見れないようです。
以上、『半沢直樹(2020年版)』4話の感想でした。次回のお話も楽しみですね。

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