投稿日:2020年9月12日 更新日:

牙亜羅 弾蔵の『半沢直樹(2020年版)』6話感想&見所 ネタバレあり

前回、東京中央銀行に復帰を果たした直樹は、さっそく中野渡頭取から帝国航空の再建プロジェクトを任されることになりました。そんな中、国土交通大臣に就任した白井が銀行に帝国航空の再建を手放すよう促します。帝国航空に行き、社長や役員と再建案を話す直樹。このまま国に屈服してしまうのでしょうか? では観ていきましょう。
『半沢直樹(2020年版)』6話 あらすじ
帝国航空を立て直し、何としても政府の要求する500億の債権放棄を拒否したい半沢(堺雅人)。自らの目で、現場で働く人々を見て何とか再建案を作り上げた半沢たち。
しかし、政府直属の再建検討チーム「帝国航空タスクフォース」のリーダー・乃原正太(筒井道隆)は、そんな半沢たちの努力をあざ笑うかのように、再建案を白紙に戻すと容赦なく告げる。その強引かつ高圧的な態度に半沢は反発し宣戦布告。両者は激しく衝突する。
一方、半沢の作成した再建案は帝国航空内でも暗礁に乗り上げていた。赤字路線の廃止、徹底的な経費削減、そして約1万人もの余剰人員の整理など、どれも大きな痛みを伴うことは必至であり、中でも整備士ら専門職は異業種への転職を断固拒否。彼らへの対応に日々追われる財務部長・山久登(石黒賢)はすっかり疲弊していた。
そんな中、乃原から政府に楯突く半沢の態度を聞いた国土交通大臣・白井亜希子(江口のりこ)は、なんと大臣自ら銀行に乗り込んでくる。この異例の事態に紀本(段田安則)も大和田(香川照之)も、そして中野渡頭取(北大路欣也)までもが、政府の脅威を実感するのだった。
そして、銀行には再びあの男の姿が。黒崎駿一(片岡愛之助)である。急遽始まったヒアリングで、帝国航空を巡るある重大な過失が発見されて—
公式ホームページhttps://www.tbs.co.jp/hanzawa_naoki/story/ep6.htmlより引用
『半沢直樹(2020年版)』6話見所
白井大臣が東京中央銀行に乗り込んでくる
タスクフォースのリーダー・乃原が再建案を白紙にしたことにより、直樹が宣戦布告をしました。そのことを知った白井が東京中央銀行に乗り込んできました。頭取を相手に「債権放棄では、だめなんですか?」と言う始末。流石の頭取も一国の大臣の発言にタジタジになりながら「前向きに検討します」と答えるだけ。
もし債権放棄となると、東京中央銀行は500億円もの金額を手放すことになります。直樹は対抗心むき出しで……。
今年のサマージャンボ宝くじが1等5億円だから、その百倍の額だよね。いくら東京中央銀行の大銀行と言っても相当の痛手になるね。
谷川から紹介されたスカイホープ空港の担当者が……
帝国航空のメインバンクである開投銀の谷川を直樹が尋ねるとスカイホープという航空会社を紹介されます。開投銀に大型投資を申し込んできているとのこと。早速スカイホープに向かった直樹。会社に行くと、森山がいました。何とスカイホープの担当者だというのです。話を聞くと新規路線の開拓やドル箱線の増便などを計画していて大幅な人員増加が見込まれるという話ですが……。
森山がいるなんて何と言う偶然。いつセントラル証券でスカイホープと契約したんだろう?
航空会社だから、きっと大きな契約だったろうね。たぶん直樹がいた時のスパイラルとの契約で、一気に東京セントラル証券の名が売れたんだろうね。
牙亜羅 弾蔵の『半沢直樹(2020年版)』6話感想 ネタバレあり
今回は黒崎に完全にやられてしまいました。本当に黒崎のねちっこさには腹立たしいものがあります。前回の東京セントラル証券の時といい今回といい、よくそんな少しのミスを見つけることができるなと思います。
そして銀行に乗り込んだ白井大臣。大臣が自ら銀行に乗り込むという話は、なかなか聞かないことであり、そこまでしてでも債権放棄させたいという半端ない意志を感じられます。
これは裏で何か悪いことをしているというより、帝国航空の再建を果たしたという実績を手に入れたいがための行動のように感じられます。この再建が上手くいった暁に見えてくるものは、総理大臣の椅子ではないでしょうか? 女性初の総理大臣という大きな野望の為の一つに帝国航空の再建を成功させようと……。それにより直樹の行動が邪魔になったということでしょう。
一方、直樹が行う再建案は帝国航空にとって非常に苦しいものになっているようです。その一つに余剰人員整理が挙げられます。一万人もの大量の人員に辞職してもらう。これが大変です。やはり仕事を失うのは辛い話。生活の問題もありますが、直樹はそんな人達も見殺しにはせず、辞めた後も働けるよう働き口を探しました。
下町ロケットの帝国重工が出てきたのはとても面白いつながりだと思います。トキワ自動車はノーサイドゲームのでしょうか?
最後にスカイホープという成長中の航空会社に人手が必要ということで大口入社できるようになり、安泰になったように見えたのもつかの間、スカイホープの新規路線の認可が却下されてしまいます。恐るべき白井大臣の力。強硬手段です。この話がなくなれば、直樹の作った再建案が成立しなくなるということです。
今回の最後、過去に曾根崎が行った再建案で数字の書き換えが行われていました。山久を脅して嘘の証言をさせましたが、直樹は事実を公表。これにより金融庁より業務改善命令が下り、中野渡頭取が頭を下げながら受けていう様子がテレビで放送されました。これを見ていた直樹が「自分が頭を下げるより辛い」と言います。
事実を追求したおかげで頭取に恥をかかせてしまった辛さは相当なものだったと思います。そんな頭取にお詫びができるとすれば、『帝国航空の復活』。それだけだと思います。政府を敵にした直樹は、国に勝つことができるのでしょうか? 次回も楽しみです。
『半沢直樹(2020年版)』6話を見逃した方 視聴方法
現在『半沢直樹(2020年版)』の見逃し放送はないようです。『TBS FREE』や『パラビ』でダイジェスト版として視聴することができますが全編見れないようです。
以上、『半沢直樹(2020年版)』6話の感想でした。次回のお話も楽しみですね。

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