いいね!光源氏くん第四絵巻(4話)感想&見所「裸で抱き合う二人」ネタバレあり by牙亜羅
前回、ダイエットに挑戦する光ですが、その辛さからか元の世界に戻りたいと思い、夜な夜な簾(すだれ)を開けます。しかし景色は同じく現代のビル群が見えるだけ。そして最後に光は接近する車から沙織を助ける為、自ら車に轢かれます。その後、沙織が見た光景は、何もないただの道路。消えた光。一体どこに行ったのでしょう?
いいね光源氏くん第四絵巻(4話) あらすじ
光が戻って来てくれたと思い喜んで抱きつくが、振り返ったら見も知らぬ男(桐山漣)で、話をするうちに源氏物語で光のライバル的な存在の頭中将(この時は三位中将)だとわかる。沙織は、もしかしたら光の居場所がわかるかもしれないと思い、しばらく中将を家に居候させることにする。
公式ホームページhttps://www.nhk.or.jp/drama/yoru/hikarugenji/html_hgk_story04.htmlから引用
いいね光源氏くん第四絵巻(4話) 見所
光がいなくなり本を読みSNSを見る…すると
光がいなくなり元居た世界に戻ったと思う沙織。光源氏物語を読み「こんな人だったんだ」と改めて知る。光が着ていたジャージや物を片付け、SNSのアカウントも消そうと見た時であった。異国の地でバカンスを楽しむ光の画像を目にする。


新月の夜、寝ている沙織の隣の居間で物音が
新月の夜。沙織は寝ようと自分の部屋でベッドで横になっています。すると隣の居間から物音が。静かに襖を開けると烏帽子を被った着物姿の男性が立っています。光が帰ってきたと思った沙織は、後ろから抱きしめますが……。


現代に順応する中将
携帯電話やガスを見ても、すぐに対応する中将。携帯電話のSNSでやり取りをするのもお手の物。そんな中将が沙織に「この和歌は趣があっていい」と言う言葉に光の可能性を感じ、「会ってみれば?」と言います。そこに現れたのは女性の……。


いいね!光源氏くん第四絵巻(4話)感想「裸で抱き合う二人」ネタバレあり by牙亜羅
今回現れた頭中将ですが、この頭中将は物語の中では光源氏の年長の従兄に当たり、親友であり義兄であり恋の競争相手であるという設定で、年齢が進むに従い役職が変わっていくということ。沙織の家に現れた時は三位中将という役職だったのですね。
光が須磨に行った頃ということなので一致します。そもそも光が須磨に行った理由は、朧月夜と関係を持ったばかりに右大臣と弘徽殿大后の怒りを買い、光源氏の謀反をでっち上げられました。光はその気持ちが無い事を示す為に、須磨(現在の兵庫県神戸市)へ謹慎する事にしたのですね。その途中で沙織の家に迷い込んだのです。
イケメンが二人に増えた沙織の家ですが、そもそも光の方が中将よりも役が上がるのが早かったのです。なので、中将は義兄ですが光に敬意を払っているのです。それが垣間見れたのが、どちらか一人が家を出ていかなければならなかったシーンで自分が出ると決めたシーンです。光は官位を剥奪されたばかりでしょうが、中将は光に敬意を払い住処を譲ったのでしょう。
今回とても笑えたシーンが何か所かありました。まずは沙織が家に帰ってきた時に、中将が風呂に入っていて裸を見てしまったシーン。「早く隠して!」という沙織に対し、中将は烏帽子(えぼし)を被ります。「違う! それじゃな~い!」と見ているこちら側もツッコミを入れてしまいました。
そしてもう一つ強烈なシーンが光と中将が床で寝て、沙織が自分の部屋で寝ていて朝起きた後のシーン。沙織が目を覚まし部屋を出ます。すると居間で寝ていた光と中将が裸で抱き合うような形で……。この番組、NHKですよね? 大丈夫っすか? ギリギリじゃないっすか?
最後、詩織の紹介でどちらか一方を住ませるということで、もう一人イケメンが出てきました。というか、どちらか一方住ませて、もう一人は沙織(女性)の家に住ませるというのもおかしな話ですが……。でもイケメンパラダイス状態で、次回からの展開が楽しみになりましたね。
以上、「いいね! 光源氏くん」第四絵巻(4話)」の感想でした。あっ! そう言えば黒ずくめの男に拉致されたフィリップさんは厚切りジェイソンらしいですよ。、「いいね! 光源氏くん」第四絵巻(4話)」を見逃した方は、「NHKオンデマンド」で放送されています。またU-NEXTでも観ることができます。もう一度観たい方はご確認くださいね。