インハンド11話(最終話) 牙亜羅の感想 ネタばれあり
前回、高家(濱田岳)の故郷で起こった感染症、エボラ出血熱。紐倉博士(山下智久)の話では、軍事用に改良されたエボラで、通常では起こらない空気感染も起こる強力になったものだと言う。果たして、ワクチンを作ることが出来るのでしょうか?
インハンド11話(最終話) あらすじ
高家の故郷である相羽村でエボラ出血熱が発生。村は隔離され、紐倉と高家は村に残り、牧野(菜々緒)達と情報を共有しながら現地の対策室にて調査を始める。
最初少なかった感染者も、日に日に増えていく一方。そして死者の数も比例して上がっていく。
紐倉はワクチンの開発に取り掛かる。どのくらいの月日がかかるか分からない中、必死に開発を進める紐倉。ある日のこと、患者を診ている高家もエボラが発症してしまう。日に日に衰弱していく高家。そんな時、紐倉は高家とは会わずに……。
そして、サイエンス・メディカル対策室の裏切り者の存在が明らかに。
インハンド11話(最終話) 牙亜羅の感想 ネタばれあり
エボラのワクチンを作るなど、とても難しいと思った前回。しかし天才紐倉なら、何かやってくれるのではないかと期待をしながら観ていました。そんな中、とうとう美園の彼氏もエボラウイルスに感染した疑いが……。って、あれ? 家の前で美園が泣きながらセルフチェックだか言うものの説明をしていたけど、結局どうなったのでしょうか?
そういえば、サイエンス・メディカル対策室の裏切り者は御子柴(藤森慎吾)でしたね。おおよそ予想は付いていましたが、結局裏切りはしていたけど、瀬川(利重剛)を追い詰める手がかりを持っていたという、何とも小さな裏切りの話でした。
瀬川を追い詰める為のラッキーパンチというような、ただのこじつけ気味な展開になってしまったので、あまりこの作品に裏切り者の存在は重要ではなかったのかもしれませんね。
今までずっと心配だった「紐倉や高家が感染しないか?」という問題でしたが、やはり感染してしまいましたね。と言うか、一番最初の大変な状態の時でなく、「何故、今頃?」と言う疑問の念が出てしまいましたが、作品のことを考えるとそこは目を瞑りましょう。
エボラに感染したら、五日を越すことが出来ないと言われた中、高家は見事六日目に突入。紐倉の最後の別れの言葉が何とも涙を誘う展開になりましたが、結局丸く収まりよかったです。
村の封鎖も終わり、紐倉、高家、牧野は無事開放されました。高家は美園と良い仲になれたのでしょうか? いつの日か紐倉は無人島を購入し、BSL4施設を作ることができるのでしょうか? その辺は、各個人の想像の範疇になると言うことですね。
紐倉と高家の掛け合いや、色々なウイルスや病気を知ることが出来、とても面白かったインハンド。勉強にもなりました。少々名残惜しいですが、私の感想もこの辺にて終了したいと思います。閲覧、ありがとうございました。