気が利くのと、お節介は違う

あなたは女性に気が利く人と思われたいですか? 女性から好かれるには、やはり気が利く人であることが重要です。しかし、気が利きすぎるというのも困りもの。今日はどんなことをすれば気が利くのか。どんなことをすればお節介なのかをお伝えしていきたいと思います。
お節介な男性
気が利く人は本当にモテます。例えば女性が重たそうな荷物を持っているとき、「持つかい? 手伝うよ」と言い、すっと手を差し伸べる。ドアを開けようとしている女性が両手がふさがっている時、先に行ってドアを開けてあげる。これが重要です。
しかし、これはどうでしょう。最初の重たそうな荷物を持っている時を例に挙げてみます。
「持つかい? 手伝うよ」と言った時、女性が
「自分で持つから大丈夫」と言います。しかし、それでも
「いや、俺力あるしさ。貸してみなよ」
「え、いや。私自分で持つから大丈……」
「いいからいいから!」
と言い、結局男性は女性の荷物を持ちました。この時、女性はどう思うでしょう。おそらく「この人、しつこくて嫌」とか、「この人、ウザい!」など思われていることでしょう。
何がいけなかったのでしょうか。まず、持たなくてもいいと言われた後が問題です。やらなくてもいいと言ったら、やらなくていいのです。気が利くのとお節介は違います。では次の場合はどうでしょう。2番目の例題のドアを開けてあげるパターンです。
A君はBさんと一緒に歩いていました。Bさんの両手には買い物した荷物があります。歩いている二人の前にドアがあります。ドアに近づく数メートル前、A君はBさんの前に出てドアに手を差し伸べます。そしてドアを開けました。
「どうぞBさん」
「ありがとう」
BさんはA君がドアを開けてくれたおかげで、難なく店を後にしました。これはとても良い行動でしょう。両手がふさがっている彼女は手が使えません。家だったら足で開けるかもしれませんが、街中でしかもA君の前ではそんなことしないでしょう。次はどうでしょう。
二人の前にドアがあります。A君は数メートル前でBさんの前を小走り。
「Bさん、俺ドアを開けるよ」そう言うか言わない間に、ドアを開けBさんにこう言います。
「Bさん、さあ入って入って。両手に荷物があるから開けれないよね? 僕が押さえているから、その間に入りなよ」
一見最初と同じ行動をとっています。しかし問題は発言にあります。A君はBさんを急かすように次から次に案内しました。これでは押しつけがましいと思われても仕方がありません。
いかがでしたか? お節介とは「出しゃばって世話を焼くこと。不必要に人の事にたちいること」と辞典で出てきます。ということは必要以上に世話を焼くと、逆に迷惑だということです。いいことをしても迷惑だと感じられる。どこまでやるかは慣れが必要です。もし女性を手伝おうとしても迷惑そうな顔をする。または迷惑そうな発言をした場合、それは気が利くのではなく、お節介ということなので注意してください。
女性に嫌われたくないのであれば、お節介はやめましょう。