
『危険なビーナス』8話 牙亜羅 弾蔵の感想&見所 ゲスト情報 ネタバレあり

前回、小泉の家で裏に住む男性から話を聞いた伯郎と楓。父・一清が死ぬ前に書いていた絵がフラクタル図形という幾何学模様で、これが事件に何らかの関りがあったと思われます。もつれた糸が少しずつほどけてきたようです。
そして前回の最後、伯朗の家のインターホンが鳴りました。モニターを見ると牧雄の姿が……。何か取引をしたいようです。何をしたいのでしょうか? 今回は何か進展があるのでしょうか? それでは観ていきましょう。
『危険なビーナス』8話 あらすじ
伯朗(妻夫木聡)は、突然自宅に押しかけてきた牧雄(池内万作)から、脳の研究をしていた康治(栗原英雄)の研究記録を見つけて欲しいと言われる。
そこには、伯朗の実父・一清(R-指定)の脳腫瘍に対する研究データがあり、それが人類の未来において画期的な発明に繋がる内容だというのだ。さらにその研究資料は、康治から伯朗の母・禎子(斉藤由貴)が譲り受けているはずだから伯朗こそがそれを探す者として適任だと断言する。
牧雄が探していた30億の遺産よりも「価値があるもの」とは、康治の研究記録だった。
義父・康治の治療を受けた後に、実父・一清は若くして亡くなった…。康治は、母・禎子を手に入れるために、患者だった一清の死を意図的に早めたのではないか? そんな疑念を拭えない伯朗に対し、楓(吉高由里子)は当時の康治を知るある人物に会いに行こうと伯朗を誘う。
一方、勇磨(ディーン・フジオカ)もその研究記録の価値に気づき、母・佐代(麻生祐未)に内緒で単独行動をしていた。そんな勇磨の様子に気づいた佐代は、ある日伯朗に「勇磨と楓さんはつながっている」と忠告し…。
公式ホームページhttps://www.tbs.co.jp/kikenna_venus/story/ep8.htmlより引用
『危険なビーナス』8話 牙亜羅 弾蔵の感想 ネタバレあり
牧雄に研究記録を探してほしいと言われましたが、なかなか見つからないようですね。牧雄が言う後天性のサヴァン症候群を発生させるという研究がもし本当に上手くいくとすれば、この世の中変わってしまいます。記憶力の天才、音楽の天才、絵画の天才。ありとあらゆる天才を世に放つことができるので、恐ろしい世界になってしまうでしょう。
そんな研究結果のノウハウを欲しい人はたくさんいると思います。それを特許で取れば、確かに数億では足りないほどの莫大な資産になることでしょう。
実際に2014年シドニー大学で同じような研究がされていたようです。頭皮から弱い直流電流を流す経頭蓋電気刺激(tDCS)という手法を行いサヴァン症候群に似たような結果を発生させたようです。まだまだ研究段階で安全性を確認しなくてはいけないようですが、この話を聞いてドラマ・スペックのような話に聞こえてきたのは私だけでしょうか?
話はドラマに戻しますが、今回楓がボロを出したようです。伯朗との話の中で「明人に牡蠣を出している」ような話を言いました。伯朗は明人が牡蠣を食べないことを知っていて波恵に大人になってからも明人は牡蠣を食べないことを確認。本人に直接会いに行きました。
インターホンで話があるという伯朗に楓は「今お風呂に入ったばかりだから」と言い追い返そうとします。この時点で私は「中に誰かがいるだろう」と思いました。そして玄関で会い牡蠣の件を問い詰め「誰なんだ?」と聞いた瞬間、勇磨が出現。やはり楓と繋がっていました。
しかしこれは完ぺきに共犯という訳ではなく、裏があるように思えます。私が思うに勇磨は楓の本性が分かったのではないでしょうか? そして黙っている代わりに楓が遺産を取得した際に分け前を貰うように協定を結んだのではないか? と思います。
そして最後に伯朗は蔭山を抱きしめ……。これは「とは限らない」ではないようですね。本当にプライベートを重視して何をやっているんだか……。まだ「辞める」って言われないだけマシだと思います。これで完ぺきに楓とは仲違いになるのでしょうか? 本当に誰なのでしょうか? それとも勇磨が楓に、伯朗にはそのように言えと仕向けているだけでしょうか? 次回の『危険なビーナス』も楽しみです。
『危険なビーナス』8話を見逃した方 視聴方法
『危険なビーナス』8話を見逃した方はParaviで観ることができます。Tverでも一週間見逃し配信がされています。
以上、『危険なビーナス』8話の感想でした。次回のお話も楽しみですね。

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