『気配りができる』のと『お節介』は違う
前回は『気配り上手で女性に好きになってもらう』ということで気配りの基本的なことをお伝えしました。今回は少し踏み込んで『気配り』と『お節介』の違いをお伝えしたいと思います。
居酒屋飲み会で
居酒屋で飲み会をすることになって男女数名ずつで集まったとします。会場もだんだん温まっていき、気になる女性のグラスの中身が無くなっています。男性は気が付き、女性に「一杯いかが?」と言ってメニュー表を渡します。これが気配りです。
それではこちらはどうでしょう。
先ほどの居酒屋のシーン。女性を見ていると、あまり食べ物を食べていないように思えました。そこで女性のためにフライドポテトを一本取り、「あ~ん」って言って食べさせてあげる。これは「お節介」。
まず家族でも彼氏でもないのに手で食べ物を掴むのも最悪ですし、食べさせてあげるのも最悪です。女性からすると気持ち悪いと思われてしまうかもしれません。ちょっと大げさな例を出しましたが、こういったお節介な男性は嫌われるので、気を付けてください。
気配りの基本的な考え方
気配りというのは『需要』と『供給』が重要です。需要というのは女性が「○○してほしい」と思うことです。取ってほしいとか手伝ってほしいとかです。
供給はこちら側からする行為です。とってあげたり手伝ってあげたり。
でもこの需要が供給を上回ってしまうと「気が利かない」と思われてしまいますし、供給が需要を上回ってしまうと「お節介」ということになってしまいます。
気配りはさりげなく
友達同士や好きな人と遊んでいる時に気配りをするのは良いことですが、気配りのし過ぎには気を付けてください。
例えば女性のグラスが空いたり皿の上の食べ物が無くなった瞬間に落ち着く暇もなくメニュー表を渡したり、女性がトイレに行って戻ってきたらすぐにおしぼりを広げて渡したり。割り箸を落としたらすぐに替えの割り箸をお店の人に頼んだり、食事が終わって小上がりから出る時に靴を下駄箱から取りだし揃えて床に置く。
これは過剰供給です。女性は引きます。
ホストクラブで働いているのならコレくらいはしなければいけませんが、普通に遊んでいるのであればここまでしてほしい女性はいません。気配りをする時は「さりげなく」が重要です。
以上、「『気配り』と『お節介』は違う」ということでお伝えしました。あからさまな行動をせず、あくまで偶然や自然な形で気配りをしましょう。