
牙亜羅 弾蔵の『MIU404』5話感想&見所 ゲスト情報 ネタバレあり

前回は過去に裏カジノに関わっていた透子が暴力団員に銃で撃たれた話を観ていきました。
裏カジノでの仕事で暴力団と関わり、良い人生とは言えない人生を生きてきた透子が、最後に自分のやりたいことを見つけて嬉しそうにしていたところは感動したところでした。今回はどのような話になるでしょう? では観ていきたいと思います。
『MIU404』5話 あらすじ
日本人店員が勤務するコンビニを狙った強盗事件が同時発生する。伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)は現場周辺の店舗でコンビニ店員に扮して張り込みを行うが、なんと、その店舗も強盗に襲われてしまう。さらに付近の店舗も次々と強盗に襲われるが、マークしていた捜査員によって一斉に確保される。犯人は外国人で、その大半が低賃金で労働する元技能実習生だった。
伊吹と志摩も同様に犯人を捕まえるが、二人に仕事を教えていた留学生のマイ(フォンチー)が勤務する別店舗では、犯人を取り逃がしていた。その一軒が発端で、マイに共犯の容疑がかかってしまう。伊吹と志摩は、マイの関係者から話を聞く為に彼女が通う日本語学校の事務員・水森(渡辺大知)を訪ねるが……。
そんな中、伊吹は恩師であり元刑事の蒲郡(小日向文世)に会いに行く。今は外国人支援センターで働く蒲郡から外国人労働者の実態を知った伊吹は、思わぬところから事件の真相に迫ることになるのだが……。
公式ホームページhttps://www.tbs.co.jp/MIU404_TBS/story/vol5.htmlより引用
『MIU404』5話見所
コンビニ店員として働く志摩と伊吹
番組の冒頭で志摩と伊吹がコンビニの店員として働いています。どうやら最近コンビニ強盗がの付近に起きていて張り込み捜査をしている模様。
そこにやって来たのが系列店の店員、マイであった。外国人労働者の彼女は、自分の店に在庫がなくなった商品を受け取りに来たのでありましたが。
僕、志摩達が何かやらかして本当にコンビニ店員になったと思ったよ。
とても面白い演出だったね。どうやら張り込み捜査のために店員になっていたみたいだね。
そうだね。レジで買っちゃうと売上利益が出ておかしなことになるから、普通は伝票で済ませるはずだけとね。
コンビニ強盗発生? しかし……
志摩達が張り込みをしていた店舗に強盗が入ります。難なく捕獲する二人。しかし時を同じくして他の店舗でも多数同じような強盗事件が発生します。
張り込みをしていた他の捜査官により次々と外国人が捕まります。しかしマイが働く店舗だけは、犯人に逃げられます。
あれ? 確か外国人が働いているお店って強盗は入らないんじゃなかったっけ?
そうだね。と言うことは、今まで起きていた強盗事件は、この日の為の予行練習、または外国人の店は入らないという思い込みをさせる狙いがあったと思われるね。
牙亜羅 弾蔵の『MIU404』5話感想 ネタバレあり
今回の話は近年の日本を反映しているような話だと思います。
最近私も感じていましたが、外国人労働者がとても多いと思います。私は仕事柄土建屋さん、舗装屋さん、足場屋さんなどと関わることが多いのですが、何名か外国人の方が働いている姿を見かけます。
ベトナムの方が多いようですが、入ったばかりの頃は怒られている姿も見受けます。ただこれは外国人だからと言うわけではなく、新人さんは日本人でも同じように指導されています。
私が見てきた限り、外国人の方は明るい方が多いので、すぐに打ち解け班長や先輩作業員の方と仲良く冗談を言いながら話している方が多いように見受けられます。
今回の話では、とても不当な扱いを受けているという話が出ていましたが、もしかすると実際にあるのかもしれませんが少数だと思います。
今回、伊吹の女好きがマイに発動。警察はマイを犯人グループの一人と思っていますが、伊吹はマイを信じ、真犯人を探します。
志摩はどちらも信用していないようで、自分で捜査した上で納得する形をとっていました。
前に自分になくて伊吹にあるものと言っていましたが、もしかするよ“他人を信じる心”とか、そういうことなのではないかと思います。
他人を“全く信じない人”と“信じすぎる人”。実は相性が良いのかもしれませんね。
今回は凶悪犯ではなかったものの、コンビニ強盗というよくある話と最近増えてきている外国人労働者の問題。これを掛け合わせた面白い話でした。
そしてこれは外国人労働者に対し、不当な賃金や扱いをしている業者への警告でもあるのかもしれません。
次回のMIU404も楽しみですね。
牙亜羅 弾蔵の『MIU404』5話 ゲスト情報 ネタバレあり
マイ役 フォンチーさん
フォンチーさんと言えば、アイドルグループの“アイドリング”の初期メンバーですね。2011年12月23日に卒業をし、その後は舞台をやりながらラジオパーソナリティなどの活動も行っております。2016年頃から少しずつゲスト出演などでドラマに出ています。
出身地はベトナムという事で今回の配役はそのままズバリということになります。
演技的にはベトナム人らしく振る舞い、明るく憎めない女性を演じていました。片言の日本語で話し、「実際にこんな人いそうだな」と思えるような演技で、作りすぎずとても上手でした。
最後の方で「日本のことが嫌いに……」のところが印象深く、こちらまで悲しくなってくるようなシーンでとても良かったと思います。今後のフォンチーさんの活躍が楽しみです。
水森役 渡辺大知さん
日本語学校の事務員という役で、地味な男性を演じていました。教員のような花形ではないですが事務員という陰で職員や学生を支える真面目な男性が“強盗を行う”という大それたことを行う役を演じました。
渡辺さんは元々は『黒猫チェルシー』と言うバンドでボーカルを務めたミュージシャンで、2018年10月まで音楽活動を行ってきました。
2009年3月に映画出演を果たし、第33回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
ドラマ出演は2011年10月からNHKで放送された連続ドラマ小説『カーネーション』に出演しています。
私が見た中で印象的だった役が、『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』の神田君役ですね。ゾンビになったけどみんなと行動をしている役で音楽好きのコンビニ店員さん役でした。
とても可愛らしいキャラでギャグっぽい行動が印象的でした。
今作品は打って代わって心にある思いを秘めた犯人役です。真面目な事務員が恋と犯行の狭間にいるのがよく分かるような演技がとても良かったです。
今後の渡辺さんの活躍を期待したいですね。
『MIU404』5話を見逃した方 視聴方法
『MIU404』5話を見逃した方は『Tver』で放送後1週間無料で観ることができます。また『Paraviパラビ』でも配信しています。
以上、『MIU404』5話の感想でした。次回のお話も楽しみですね。

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