下町ロケット4話 思ったこと ネタばれあり

今回の下町ロケットも、それぞれの思惑が渦巻き面白かったです。感動する部分もありましたが、今回はもどかしさの方が強かったです。
実際の内容ですが、前回に引き続いてのギアゴーストのスパイ捜査の話からです。やはり中川(池端慎之介)は嫌な奴ですね。結局犯人は、一番無難な末永だったとは。柏田(馬場徹)が怪しいように見せかけ、他の人が真犯人。ドラマにありがちなパターンでした。
そしてここで出てきますか、ダイダロス。重田演じる古舘伊知郎さんの演技が、あまり入ってこない。アナウンサーでのイメージが強いせいか、伊丹さんの会社を買収したいと申し出ましたが、その時の顔といったら、もう話が入ってこない!
一方殿さんの農業の話。田んぼの中の雑草っ……。いやいや、薬撒いてくださいよ! 米農家は春先が一番大変です。ハウス作りから始まり、種まきの準備。種まきに苗の管理。その中で、田んぼを作り、他にも細かい作業がたくさんあります。そして米農家3大イベントの田植えがとても大変。それが終われば、草刈りに稲刈り。とても大変ですが、楽しくやりがいがある仕事です。でも一種の会社ですので経営力が必要とされます。
話がそれました。 しかし家族というのはよいものですね。殿さんの家も、佃家も、やはり父というのは尊敬されるのが一番。特に佃社長の言葉はカッコいいですね。力があります。
とうとう動き始めた訴訟問題。島津(イモトアヤコ)が大学のころに見た論文の話が出てきましたけど、最初は何のことかさっぱりだと思います。その資料が出てきたところでどうするのか? と思いますが、次回の話で分かってくるのでしょうか。
というか、殿さんが農家を継いだところでどうする? 結局のところ後継者がいない限り、いつかは手放さなければならない。今度、自分が年老いて田んぼを手放すとき、もっと嫌な思いをするのではないか? 一時の感情で継ぐとか言うけど、農家はそんなに甘くない。ただ、経理のプロだから経営力はあるはずです。
会社というのは誰かがいなくなっても代わりは出てくるものです。佃社長のように言われたら、気持ちよく辞めることができそうですね。以上4話の感想でした。