『知ってるワイフ』2話 あらすじ&感想 ネタバレあり by牙亜羅弾蔵
前回、過去に戻った元春(大倉忠義)は友人の木田尚樹(森田甘路)がバイクの免許を取らなかったなどの違いから、過去に戻った事実に気づき、再び過去に戻る決意をします。過去を変えることでどのような違いが出てくるのでしょうか? それでは見ていきたいと思います。
『知ってるワイフ』2話 あらすじ
再び過去に戻った元春。妹のなぎさ(川栄李奈)が来たのも、木田尚樹が家にいたのも、水をかけられそうになったのも同じ。
そして江川さやか(瀧本美織)の登場。元春は過去と同じようにクラッシックコンサートのチケットをもらいます。前回はここで終わってしまったタイムスリップですが、どうやら今回は元の世界に戻らないようです。
さやかとのコンサートデートの日、バス停に行くと澪(広瀬アリス)がいました。おばあちゃんが落としたものを拾ってあげる笑顔の澪。元春はこの笑顔に騙されたと心の中の声。
バスに乗り、しばらくすると澪が停留所で降りていきます。そして座席には財布を置いていったまま。前の過去と同じです。元の過去ではここで財布を拾ったことにより、さやかとの待ち合わせに遅れてしまいました。
今回は拾わない……かと思われましたが、またしても拾います。しかし今回違うのは澪と会わないよう後を追わないで直接交番へ行ったところ。そそくさと手続きの書類を書き、絶対澪に連絡が行かないようにすることを念押ししコンサート会場へと向かいます。
時計を見る元春ですが、今から行ったら待ち合わせギリギリの時間です。そんな時でした。ちょうどタイミングよくタクシーが通りすぎ、前で誰かに止められた模様。急いで元治が走りよると、元の世界の会社の同僚、津山(松下洸平)でした。
「急いでいるので」と、無理やり先に乗り込み、何とか待ち合わせに間に合いました。
コンサートも終わり、二人並んで歩きます。すると沙也加から「先輩といると安心する。好き」という言葉が……。キスを交わしたところで、元の世界に戻ります。
目を覚ました元治。そこは見知らぬ場所。隣には……江川さやかが。どうやら元春は過去を変え、さやかと結婚する人生になったようです。しかし、何故か2020年の7月でした。元々タイムスリップした時から2ヶ月も前です。
元春は家の中を見渡します。家も家具も立派なもの。いつもは押し入れに向かって申し訳ないようにこっそりとするゲームも、専用席と立派なテレビが付いています。
仕事は同じでも財布の中身が違う。スーツもYシャツも全てが綺麗。車はベンツ。何もかも順調に進んでいるようです。
会社に遅刻してしまいますが、課長の西(マギー)に「線路沿いの道路が工事中で」とバレバレの嘘をついても、この世界の西は優しく受け流してくれます。それもそのはず、元治の妻の沙也加は西急グループ社長の娘だからです。
この世界では驚くことがありました。津山に子供がいなかったのです。元の世界では双子のパパだったはずの津山が子もいなければ結婚もしていないのです。
元春は気づいてしまいました。『澪と出会わないということは、自分の子供もいないということ』。
ロッカールームに行き、恐る恐る携帯電話を確認する元春。いつもは待ち受け画面に二人の子供の画像があったはずが、さやかとの二人の画像だけで、子供がいないことに愕然とします。元春は二人の子供に心の中で謝罪し、澪のいない世界に生きると決意しました。
決意新たにロッカールームを出た元治。そこで愕然とする事件が発生します。会うことのないはずの澪がいたのです。驚き尻餅をつく元治。話を聞いていると、どうやら本店から移動してきた模様。
元治は考えます。出会うはずのない澪が職場で出会った事実。元の世界ではファミレスでバイトをしていたのに同じ企業で働いているということ。何が変わったのか何が変わってないのか……。
急いで津山に結婚していない理由を聞きます。津山からはタイミングが悪かったことを聞きます。彼女が海外に行く時に別れたけど、やはり考え直そうとタクシーで向かおうとした時、誰かに邪魔されて乗って行かれたとのこと。
元春はさやかと会うために津山の止めたタクシーを奪って乗ったことを思い出し、謝るのでした。
津山からは「何でお前が謝るんだよ」
更に元の世界とは変わっていたことがありました。いつもの木田の料理屋に津山と行った元春。カウンターに座っていると、なぎさがドアから入ってきて木田のいる厨房の方に入っていくではないですか。何で入っていくか聞く元春ですが、驚きべきことになぎさは木田と結婚していたのです。
愕然とする元春に「今日こいつおかしいんだよ」との津山の声。
家に帰ると、さやかが作った誕生日記念の豪華な料理があります。そして「好き」と言いながら元春の頬にキスをするさやか。幸せを噛み締める元治です。
次の日の朝、会社の入口で澪が職場に来た理由を考えます。
「自分が過去を変えたことを知っていてのこと」と予想。
そこに澪がやってきます。元春の携帯電話の待ち受けを見ていたようで「奥さん? 早く結婚したかったな」などと元春に言います。これにも元春は自分への当てつけと考えてしまいます。
会社での澪は、しっかりした社員でした。親しみやすい笑顔のお陰で文句を言う人はいないし、しっかり受け答えしていて冷静です。その様子を遠目に見ている元春。
そんな時でした。いつも現れ、いちゃもんを付けてくる嫌な客の男・西郷が来ます。
西郷は澪の窓口に行き、お金を降ろすため機械に暗証番号を入力。1度目は間違い。2度目も間違い。澪から3回間違うとロックがかかると言われます。
「次は大丈夫」と言う西郷でしたが、結局3回目も間違いロックがかかってしまいます。いちゃもんをつけ始める西郷。その時、澪が取った行動は……。
『知ってるワイフ』2話 牙亜羅 弾蔵の感想 ネタバレあり
流石に三回目となると、なぎさがもってきたラッキョウも分かるし水も避けることができるし、あらかじめ相手の行動が分かるのが便利ですね。
そして澪と離れなくてはいけないのに何故か再び出会ってしまいました。何故、澪が現れたのでしょうか? 本当に過去を変えたことを知っているのでしょうか? それとも二人は出会う運命なのでしょうか?
しかし公園に現れた謎のおじさん(生瀬勝久)は自由人ですね~。話しかけてもまともに取り合っているのか、いないのか……。過去にタイムスリップできることを知っているし、何者なのでしょうか?
そして澪に謝罪の言葉と頭を90度下げさせ続けた西郷ですが、とても最低の男です。一度だけならまだしも、一時間もやらせていたって……。逆に訴えることができる案件ですよね。
でも後日来た西郷を、澪が打ち負かしたシーンはスカッとしましたね。
澪は何故元治との夢を見るのでしょうか? 完璧に人生を変えたのなら、その思い出はないはずなのに、夢を見る理由が分からないです。タイムスリップの原理は行った人だけが過去に戻るということですが、澪が見た夢から考えると地球上(全宇宙?)が過去に戻ったということになりそうです。
また澪は結婚していた時の澪は怒り狂っていましたが、会社では笑っています。一体どっちが本当の澪なのでしょう?
元治が酔いつぶれて昔を思い出していたシーンはグッとくるものがありましたね。元春は少し澪のことが気になっているようですが、この先はどうなるのでしょう。
家で結婚した時の写真を見て嬉しそうにしているさやかとの対比がとても印象に残っています。もし元春が澪に再び気が向いたとしたら……。さやかの悲しむ顔は見たくないですね。
最後に澪は「剣崎主任、もしかして……」と言いましたが、なんと言いたいのでしょうか?
それはそうと、何故元治は澪に対して敬語なのでしょう? 主任なのにw 次回も楽しみです。知ってる篠原もFODで放送されています。
『知ってるワイフ』2話 を見逃した方 視聴方法
『知ってるワイフ』2話を見逃した方はフジテレビ公式動画配信サービス【FODプレミアム】で観ることができます。Tverでも一週間見逃し配信がされていますのでお早めにご確認ください。
以上、『知ってるワイフ』2話の感想でした。次回のお話も楽しみですね。
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