SUITS/スーツ 感想 ネタばれあり 作りすぎな演技だが面白い

SUITS/スーツ 評価(3,4)
ストーリー ★★★★☆
キャスト ★★★☆☆
音楽 ★★★★☆
映像 ★★★☆☆
満足度 ★★★☆☆
SUITS/スーツ あらすじ
SUITSは織田裕二が主演のリーガルドラマです。弁護士という甲斐を演じる織田裕二は、勝つ勝負しかしない敏腕弁護士です。そのアソシエイトである鈴木大貴(大輔)(中島裕翔)は完全記憶の持ち主で司法試験に最年少で合格。その頭の良さで友達に替え玉受験を頼まれて行い、それがバレて弁護士の道が断たれてしまいました。
初回の放送で、祖母の病気になり施設入居費用を稼ぐため、遊星(磯村勇斗)友達に言われた運び屋の仕事を引き受けます。しかしそれがヤバい仕事で、知らぬ間に麻薬の運び屋に。警察が施設に張っていたこともあり、それに気付いた大貴が逃げます。そして甲斐と出会うことに。その出会いで大貴が弁護士への道へ進むことができます。
幸村・上杉法律事務所には所長の幸村チカ(鈴木保奈美)と弁護士の蟹江貢(小手伸也)など、たくさんの人が働いていて、甲斐は蟹江と切磋琢磨しながらシニアを目指します。玉井伽耶子(中村アン)は甲斐が信頼する優秀な秘書。いろいろな事件を解決してく中、大輔と聖澤(新木優子)との仲もどんどん接近していきます。
これに対するは悪友の妹、谷本砂里(今井美桜)で大輔が好きなのですが、当の本人は彼女のことを妹くらいにしか思っていません。しかも大輔は聖澤のことが好きだと言うことも影響しています。
甲斐の過去は検事でしたが、その時に担当していたのが女子高生殺害事件。その時に上司だったのが柳(國村隼)ですが重要な証拠を隠していて、事件が冤罪だったことが澤田検事(市川海老蔵)から貰った資料で分かります。大輔の経歴詐称がバレないか、甲斐は過去の事件をどうするのか。恋愛の行方は。そして毎回の事件が解決できるかが気になるところ。その辺りが、このドラマの見どころです。
SUITS/スーツ 感想
率直な感想で言えば、面白いと思いました。毎回、甲斐と大輔の掛け合いが面白い。少々演技が作りすぎと言うこともありますが、この作品に出演している人達は、みんな同じようにうまいことを言っている時、作りすぎな感じはあります。しかし、それがまたいい味を出しています。
このドラマの中盤、大輔がヒロイン2人と立て続けにキスをするシーンがあります。あの可愛い美桜ちゃんと……。なんと羨ましい……じゃなかった。あのシーンはいらないと思います。何故なら、これが完ぺきな恋愛ドラマじゃないから。最近のドラマで多いのが、恋愛シーンがあったらすぐにキスシーンっていうのが基本になっているように思えますが、「それはいらない!」今田美桜ちゃんがいるだけに「花のち晴れ」の神楽木巌の言葉を借りました。
最後に甲斐と大輔が話で、いきなり出てきたボストンは意味が分かりませんでしたが、法律の基礎はボストンにあるということでしょうか? ボストンはハーバード大学、ボストン大学、マサチューセッツ工科大学があるということで、そこは鈴木先生にはもってこいの場所であり、おそらく甲斐は聖澤さんと一緒に行けと言ったようですが、その狙いは……。次回はないような気がしますが、今後どうなるのか見たいところです。